SBI証券のiDeCoがパワーアップ!「セレクトプラン」が2018年11月から開始
こんばんは、おーたむです。
iDeCoの記事で、iDeCoをSBI証券から楽天証券へ変更しようか迷っていると言いましたが、ここに来て快進撃が続く楽天証券にSBI証券が反撃です。
これまで、SBI証券が扱ってきたiDeCoの投資信託はそのままに、新たに「低コスト」、「多様性」を追求した、34の投資信託を購入できるようになります。SBI証券から楽天証券などの他社のiDeCoに移るには、費用が必要なため、移動をためらっていましたが、SBI証券内でこの新たなプランに移るのは無料のようです。少なくとも現在のプランに居続けるつもりはないので、「セレクトプラン」か楽天証券のiDeCoに移ろうかと思います。
新設された「セレクトプラン」には、2018年11月1日から資料請求が可能となるようです。
「セレクトプラン」で取り扱われている商品はこちらを見てください。この内、私が気になったものを書いていこうと思います。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス/ニッセイ外国株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
- その他の気になる投資信託
- まとめ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
このブログで何度も取り上げている、S&P500への追随を目指した投資信託です。業界最安値を目指すeMAXIS Slimシリーズの1つで、信託報酬は税込0.1728%と十分低コストです。個人的には、約4,000社に分散投資を行うVTIや楽天VTIを買いたいところですが、アメリカを代表する500社が含まれているので、十分分散されていると言っていいでしょう。有名な投資家ウォーレン・バフェットが、妻にS&P500に投資をせよというくらい、魅力的なインデックスです。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス/ニッセイ外国株式インデックスファンド
どちらも、「MSCIコクサイ・インデックス」と呼ばれるインデックスに追随を目指す投資信託です。このインデックスは、日本を除く先進国22ヶ国1,500弱の会社の株式で構成されています。楽天証券が分かりやすくまとめているので、詳しく知りたい方はこちらを見てみてください。
含まれる国は、アメリカが約65%、イギリスが約7%、フランスが約4%となっており、約2/3がアメリカです。アメリカ1国に集中投資するか、他国にも投資するかは、投資ブロガーの間でも議論が分かれるところで、もはや皆さんの好みでどちらを選ぶか決めていいと思います。ただ、前にも言いましたが、個人的には、世界各国に分散投資をした方がいいと思っています。
「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」と「ニッセイ外国株式インデックス」は、どちらも信託報酬が税込0.11772%であり、かなり低コストで運用できる投資信託です。正直なところどちらを買っても構いません。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
簡単に言えば、上のeMAXIS Slim先進国株式に、新興国株式への投資が加わったものと思ってもらえばいいです。信託報酬は税込0.15336%です。純資産総額が、20億円程度しかないところが、少し気になるかもしれません。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))
簡単に言えば、楽天VTのSBIバージョンです。SBI証券のiDeCoで、日本にも、先進国にも、新興国にも投資したいとなると、この投資信託が候補に上がります。しかし、信託報酬は、税込0.15%と楽天VTより安いですが、いくつか懸念点があるため、積極的に選ぶのがむずかしい投資信託です。
1つめは、純資産総額が少ないことです。楽天VTが100億円を超えているのに対して、こちらは10億円を超えたくらいです。これは、楽天VTが先に発売が始まったのが大きいでしょう。
2つめは、楽天VTと同じくFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの追随を目指しますが、楽天VTがVT単独を買い付けるだけなのに対して、雪だるま全世界株式は、3つのETFを組み合わせてインデックスへの追随を目指すため、仕組みが複雑になるということです。
こちらのブログで楽天VTと雪だるま全世界株式のリターンの比較がされているので、気になる方は見てみてください。ちなみに、同じブログに、楽天VTの欠点についても記載してあるので、興味がある人は見てみてください。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
以前にも紹介しましたが、バランスファンドを選ぶならこれでしょう。8資産均等型のバランスファンドの中では、コストが最安になっています。株式以外にも投資をしたい人にオススメです。
その他の気になる投資信託
以前に紹介した「iFree 年金バランス」、以前からネットで話題の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、「セゾン資産形成の達人ファンド」、アクティブファンドで有名な「ひふみ年金」などがあります。
まとめ
SBI証券のiDeCoのラインナップのアップデートにより、iDeCoでも魅力的な投資信託への投資が可能になります。魅力的な商品が多く、どれを選べばいいか迷ってしまうくらいです。
私は、本当なら楽天VTへの投資が1番自分的にしっくり来るのですが、SBI証券では取り扱っていないため、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」への投資を検討しています。まずは、11月になってから資料請求をしないといけませんね。