おーたむのブログ

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毎月投資信託を積み立てるつみたてNISA。ドルコスト平均法について知ろう

 こんばんは、おーたむです。

 

 証券口座を開設して、とりあえず100円分、楽天VTでも楽天VTIでもひふみ投信でもいいですが、何か買ってみましたか?何日か放っておくと、それが増えたり減ったりするのが分かるかと思います。最初の内は、少しでも値下がりすると損した気持ちになって心が落ち着かないかと思いますが、その内慣れてくればなんとも思わなくなってきます。それどころか値下がりしたときこそチャンスと思えるようになってきます。一体何を言ってるんだと思うかもしれませんが、今日はそのへんについて書きたいと思います。

 

インデックス投資は世界経済の発展に期待するもの

 インデックス投資のデメリットで書きましたが、インデックス投資は世界経済の発展に賭ける投資方法です。この前提を忘れてはいけません。つまり、最終的には今よりもインデックスの値は大きくなっているわけです。

 

 株はいろいろな人が取引する結果、毎日値段が変動します。投資の最初の頃は、これに一喜一憂してしまうわけですが、最終的にインデックスの値段が上がるわけですから、はっきり言えば毎日の細かな値動きに関して気にする必要は全くありません。

 

 さて、株は安く買って高く売れれば儲かるというのは、一般の人でも知っていることでしょう。高く売れればというのは、インデックスは最後には値段が上がると、私達は信じているわけですから、問題ないとして、問題は、どうやったら安く買えるのかということです。

 結論から言ってしまうと、いつ買えば安く買えるかは分かりません。それを知ることができたら、誰でも大金持ちになれるでしょう。

 でも、私達は世界経済は「恐らく長い目で見れば」右肩上がりというのはなんとなく知っています。ですから、強いていつ買うべきかといえば「今」ということになります。

 

ドルコスト平均法で、70点くらいの成績を目指そう

 といっても、短期的に見れば、上にも書きましたが、毎日インデックスの値段は変化しています。明日〇〇ショックが来て、一気に持っているインデックスの価値が半分になってしまうかもしれません。恐らく投資初心者の方は、そんな損を受けてしまえば、たちまち動揺してしまうと思います。

 そこで、オススメしたいのが、毎月一定の額を買い付ける、投資信託の積立です。具体的に言うと、例えば毎月1万円分の投資信託を買うということです。こうすることで何がいいのか見てみましょう。

 

 例えば、ある投資信託が100円で1口分買えるとします。1万円出せば、100口買えますね。しかし、次の月に1口が50円に暴落してしまいました。すると、持っている投資信託の価値は100口=5000円になります。

 ここで、また、1万円出します。すると50円=1口なので、1万円で200口買えます。前の月の分と合わせて、300口持っていることになります。

 さらに次の月、1口=100円に戻ったとします。すると、300口=3万円になりますね。2ヶ月で2万円出して、3万円分の投資信託を得たことになります。

 

 一方で、最初の月に2万円一気に出していたらどうでしょうか。1口=100円なので200口分買えます。次の月に1口=50円に暴落、その時はお金を出しませんでした。さらに次の月1口=100円に戻りました。持っているのは200口なので2万円分の投資信託を持っています。プラスマイナス0円ですね。

 

 つまり、2回に分けたほうが、より多く儲かったわけです。このように、毎月一定の額買い付けることをドルコスト平均法と言います。ドルコスト平均法のメリットは、投資信託が暴落したり、値下がりしたりした場合に、最終的に発展する相場なら、より多くの利益が出せるということです。

 

なぜドルコスト平均法は70点か。

 ドルコスト平均法は値下がり相場で威力を発揮しますが、逆に言えば値上がり相場では、最初に一気にお金を出すより利益が小さくなるというデメリットがあります。しかし、値上がり相場(右肩上がり)なので、ドルコスト平均法でも利益は出ます。

 一方、値下がり相場では、通常みんなが動揺している中、ドルコスト平均法を使うことで安く投資信託を買うことができ、いつか大きな利益をもたらすと考えることができます。毎月積立をしている場合、値下がり相場こそチャンスになるわけです。

 つまり、どんな相場であっても将来に精神的にゆとりを持てるのが、ドルコスト平均法の最大のメリットです。

 

前提が揺るがないようにしよう

 しつこいですが、インデックス投資は世界経済の発展に賭ける方法ですから、長期的には値上がりする右肩上がりの相場を前提としています。最初にこの前提を信じ、毎月積立を行っている間もこの前提を信じ続けることによって、初めて将来の大きな利益が約束されるわけです。

 値下がり相場になって、

 

「なんだ、やっぱり儲からないや」

インデックス投資でも、めっちゃ損するじゃん!」

 

 と即座にあきらめて、投資の世界から去らないようにすることが大切です。

 そこであきらめなければ、将来きっと大きなリターンが得られるはずです。

 

具体的にはどうすればいい?

 つみたてNISAで、ある特定の投資信託を毎月同じ金額ずつ積み立てる設定にしておけば、ドルコスト平均法を簡単に実施できます。つみたてNISAなら利益が非課税でお得です。

 慣れない内は、100円と少ない金額で、慣れてきたら、自分がこのくらいは投資に回してもいいかなと思う金額を設定してみましょう。