おーたむのブログ

インデックス投資でアーリーリタイアを目指します。新ブログに移行しました→https://autumnakiblog.blogspot.com/

One Tap BUYを使って個別株を買ってみよう。米国株も1,000円から買えます

 こんばんは、おーたむです。

 

 前回は、SBI証券で単元未満株を買うことで、1万円程度から個別株を買う方法を書きました。

 今回は、AndroidiPhoneで使える「One Tap BUY」というアプリで、個別株を1,000円から買う方法を見ていきます。

 

特徴

 「One Tap BUY」は、株式会社One Tap BUYが提供するアプリで、個別株を1,000円から買うことができます。もちろん、手数料はかかりますが、SBI証券の単元未満株と違って、1,000円であっても手数料は0.5%、つまり、5円ですね。よくよく見てみると、SBI証券の単元未満株の手数料は税込0.54%(税抜0.5%)なので、それと比べて0.04%お得です。

 「One Tap BUY」が画期的なのは、アメリカ企業の個別株であっても手数料が0.5%である点です。SBI証券楽天証券は手数料が0.486%なので、これだけ見るとこっちのほうがお得そうですが、下限5.4ドルという条件があります。つまりどんなに少ない金額で株を買っても5.4ドルの手数料が取られるわけです。1ドル=100円で計算しても540円になるため、少額では手数料負けしてしまいます。

 この他に、円をドルに変えるための為替手数料が1ドルあたり0.35円かかりますが、少額で米国(個別)株を買うならOne Tap BUYが1番手数料が安く済みます。公式ブログで比較されていますので、こちらも参考にして下さい。

 

欠点

 先に欠点を挙げてしまいますが、One Tap BUY最大の欠点は、投資先が限られるということです。日本企業で投資できる会社はこちらの30社、アメリカ企業で投資できる会社はこちらの30社になります。このリストにない企業には投資することができません。ある意味で厳選された60社とも言えるので、初心者にとってはここから選べばいいと考えると逆に長所かもしれませんね。

 ちなみに、インデックスに投資することもでき、日本であれば日経平均に追随する「日経225連動型上場投資信託(1321)」、アメリカであればこのブログで何度も登場しているS&P500に追随する「SPDR(スパイダー)S&P500 ETF(SPY)」を1,000円から買うことができます。信託報酬(税抜)は、1321が0.22%、SPYが0.09%です。ちなみに、VTやVTIでおなじみのバンガード社もS&P500に追随するETFを出しており(VOOといいます)、その信託報酬が0.04%であることと比較すると、SPYはやや高いですが、投信のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が0.16%であることを思うと、さすがアメリカのETFという感じです。

 

 もう一つの欠点は、公式ブログに載っていたように、たくさん買ったときの手数料が高いということです。

 

長所

 メリットをあとから見るという微妙な感じになってしまいましたが、欠点は上の2点だけです。

 

 One Tap BUYでは、金額指定で株を購入することになります。どういうことかというと、SBI証券の単元未満株は、株数単位で購入するので、1株が6,000円だとすると、6,000円、12,000円、18,000円…といった単位でしか購入することができません。一方で、One Tap BUYでは、金額を指定するので、1,000円単位で自由に買えます。例えば9,000円分購入すると、1.5株買うことになります。

 なぜこういった買い方ができるのかは、ホームページに書いてあります。

 なぜ1株単位ではなく1,000円単位で買えるのですか。

 

一般の証券会社では投資家の注文を直接市場に流すので、取引所が決めた単位で注文をしなければなりません。 One Tap BUYでは、One Tap BUYが市場から仕入れた株式をお客様に買っていただく形(相対取引)ですので、株式の単位に縛られずにご注文いただけます。例えば、日本株を1,000円買う場合、1,000円を株価で割って購入できる株式数を計算します。米国株の場合は、まず為替レートで割ってドル換算してから株価で割ります。なお、株数は、小数点以下第5位まで表示されます。
 

よくあるご質問 | スマホ証券One Tap BUY

 

 投資できる会社は、有名企業がたくさんあります。60社にしか投資できないのは欠点とも書きましたが、扱っている会社は、どれも投資したくなる会社ばかりです。日本企業で言えば、トヨタ自動車楽天任天堂セブン&アイホールディングスなどで、アメリカ企業も、アマゾン、マクドナルド、スターバックス、アップルなどです。前回の記事で、任天堂の1単元は400万円を超えると言いましたが、これを1,000円から買えるのですからすばらしいですよね。ちなみに、私はもともと任天堂の株が欲しかったのですが、単元未満株ですら1株4万円かかると知り、なんとかもっと安く買えないものかと、ネットをさまよってこのOne Tap BUYにたどり着きました。

 

 「積み株」というアプリをインストールすると、毎月の自動積立もできます。私はこれでSPYを積み立てています。信託報酬が安いとはいえ、購入時手数料(上でリンクを貼った公式ブログを見ると1万円で85円(0.85%)かかるようです)がかかりますから、これは、ノーロード投信のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)で代用してもいいと思います(むしろ投信のほうがコストが安そう)。せっかくやるなら、米国個別株でやったほうが面白いかもしれません。

 

まとめ

 少額で個別株をやるなら、One Tap BUYはとてもオススメできます。

 こちらからホームページにアクセスできますので、興味を持った方は是非One Tap BUYの口座を開設してみて下さい。

 

 今回書ききれなかったこともあり、そして、最近One Tap BUYに導入されたCFD取引と呼ばれるものについても書きたいと思っていますので、いずれまたOne Tap BUYについては記事を書こうと考えています。

 

www.onetapbuy.co.jp