eMAXIS Slimに日本を含む全世界株式投信が登場!改めて自分のオススメの投資信託、ETFをまとめてみる
こんばんは、おーたむです。
これまで、このブログで様々な投資信託やETFについて書いてきましたが、ここで改めてどれがいいのか整理してみようと思います。
全世界株式
分散投資という点で見ると、全世界に投資するのが最も無難で、その中でも長期投資を考えると、最もリターンが大きくなる株式に投資するのがいいのではないかと思っています。そういう点から、個人的にはVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)が1番のオススメかなと思います。ただ、これは投資信託ではなく、ETFですから、One Tap BUYについて書いた記事で、
「One Tap BUY」が画期的なのは、アメリカ企業の個別株であっても手数料が0.5%である点です。SBI証券、楽天証券は手数料が0.486%なので、これだけ見るとこっちのほうがお得そうですが、下限5.4ドルという条件があります。つまりどんなに少ない金額で株を買っても5.4ドルの手数料が取られるわけです。1ドル=100円で計算しても540円になるため、少額では手数料負けしてしまいます。
One Tap BUYを使って個別株を買ってみよう。米国株も1,000円から買えます - 投資の力で旅に出よう!不労所得でアーリーリタイアを目指すブログ
と、書いたように、SBI証券にしても楽天証券にしても、VTを買う場合、下限5.4ドルの手数料がかかります(個別株でなくETFでもかかります)ので、少額の投資を積み立てるのに不向きです。したがって、投資信託を使うのが現実的だと思います。
そうすると候補に上がってくるのは、
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))
になってきます。純資産総額からは楽天VTがオススメですが、ここに来て、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
という商品が、2018年10月31日に登場することになりました。プレスリリースはこちらです。おなじみのeMAXIS Slimシリーズで、信託報酬は圧巻の税込0.15332%と楽天VTの0.2296%を下回っています。今まで「除く日本」の全世界株式はありましたが、こちらは文字通り日本が含まれておらず、究極の分散投資投資信託とは言いがたい点がありました。しかし、「オール・カントリー」の登場で、その欠点も払拭されました。
私はつみたてNISAは楽天VTと楽天VTIを続けるつもりですが、もしSBI証券のiDeCoのセレクトプランにこの「オール・カントリー」が採用されることがあれば、iDeCoはこれ1本で行ってもいいかなと思っています。
なぜ、つみたてNISAをこの「オール・カントリー」にしないかというと、これと楽天VTが連動するインデックスが異なるからです。楽天VTの連動するインデックスは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスと呼ばれるもので、47ヶ国約8,000社の株式の集合体ですが、「オール・カントリー」が連動するのは、MSCI オール・ワールド・カントリー・インデックスと呼ばれるもので、47ヶ国約2,500社の株式を含みます。この銘柄数の差は、小型株を含むか否かですが、個人的にはより多くの会社に投資したいので、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動した投資信託に投資したいと思ったわけです。といっても、2,500社に分散投資をされていれば十分だとも思いますので、そのへんはもはや自分が気持ちよく投資できる方を買ったらいいと思います。
米国株式
世界最強の国であるアメリカに集中投資するのも戦略の1つです。アメリカは株主を大切にしますし、先進国では貴重な人口増加国です。したがって、全世界株式への投資は、米国株のリターンの足を引っ張りかねないとも言え、最近は米国株が人気になっています。こちらのバフェットマーライオンさんのブログでは、S&P500に連動するETFへの投資だけでいいとする理由が書かれています。
オススメなのは、ETFならバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)やS&P500に連動するVOO、IVV、SPYです。投資信託では、楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)となります。全世界株式と同じく、多くの会社に分散投資したければ楽天VTI、信託報酬にこだわるならeMAXIS Slim米国株式がいいですが、自分の好みで選んでいいでしょう。
バランスファンド
王道のバランスファンドはeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)、より保守的に行くならiFree 年金バランスがいいと思います。
まとめ
自分のオススメのETF、投資信託をいくつか紹介しましたが、やはり個人的にはVTが1番スッキリしますので、現実案として楽天VTの購入を継続しようと思います。
ちなみにVT、IVV、そしてここには書いていませんがVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)と呼ばれるETFは実際に所有しています。少額では買えないので、基本的には投信がメインですが、信託報酬が投信よりかなり安いのでやはり本当はETFを買いたいですね。