【Google Pay】モバイルSuicaをKyashでチャージすると+2%還元!ビューカードよりお得
こんばんは、おーたむです。
今回も前回に引き続いて、「Google Pay」と「Kyash」の話です。
前回は「QUICPay」について書きましたが、今回は「モバイルSuica」について書きたいと思います。
モバイルSuica
そもそも「Suica」ですが、JR東日本が利用できる場所に住んでいる方にはおなじみの交通系ICカードですね。Suicaカードに事前にお金を入れておくと、切符がなくても改札をスピーディーに通れるというものです。JR西日本ではICOCAが同じような役割を果たしますが、基本的に相互に利用できるので、SuicaでJR西日本を利用することもできますし、ICOCAでJR東日本を利用することもできます。
「モバイルSuica」は、スマホやガラケーをSuicaカードの代わりにできるというアプリです。今回の話でややこしいのは、Androidのスマホを利用している人にとって、モバイルSuicaは2種類あるということです。ここでは話を分かりやすくするために、もともとあったモバイルSuicaを「オリジナルモバイルSuica」、新しく出た「Google Pay」を利用するモバイルSuicaを「Google PayモバイルSuica」と呼びます。
この2つのはいくつか違いがありますが、代表的なものを見ていきます。
この2つの最大の違いは、年会費(税込1,030円)がかかるか否か、そして、オートチャージができるか否かです。
Google PayモバイルSuicaの利用では年会費がかかりませんが、オリジナルモバイルSuicaでは特定の条件を満たしたときだけ年会費が無料になります。特定の条件とは、チャージをするために登録するクレジットカードが「ビューカード」であることです。ビューカードとは、簡単に言えばJR東日本が発行するクレジットカードで、いくつか種類があります。一覧はこちらになります。
現在私は、上の一覧の中の「ビックカメラSuicaカード」というビューカードの1つを使っていますが、その理由は、モバイルSuicaが無料で使えること、モバイルSuicaのチャージで1.5%のポイントが貯まること、普段の利用でも1%の利用があること、オートチャージができることなどです。
一方で、Google PayモバイルSuicaは、ビューカード以外のクレジットカードを登録しても年会費がかかりませんが、オートチャージ機能は利用できません。
上の話からすると、すでにビューカードを持っている人は、オリジナルモバイルSuicaを使えばオートチャージを利用できますから、Google PayモバイルSuicaを利用する必要はないように思いますが、ここで登場するのがおなじみの「Kyash」です。
KyashでモバイルSuicaのチャージをすれば還元率+2%!
そもそもビューカードを持っていない人は、Google PayモバイルSuicaなら年会費が無料になるので、こちらを使ったほうがいいのは分かると思います。
しかし、すでにビューカードでオリジナルモバイルSuicaを利用している人も、Google PayモバイルSuicaを併用することができます。つまり、今まで使っていたオリジナルモバイルSuicaはそのままに、Google Payに登録したクレジットカードからモバイルSuicaにチャージできるようになるわけです。
Kyashを使って(Google Pay)モバイルSuicaにチャージした場合、6,000円以上のチャージであればポイント還元の対象となるため、例えば、楽天カードをKyashに紐づけておけば、楽天カードの1%還元とKyashの2%還元、合わせて3%のポイント還元が受けられることになります。
上に書いたように、ビックカメラSuicaカードを使って、(オリジナル)モバイルSuicaにチャージしても1.5%還元ですから、このKyashを使ったチャージのほうがお得なわけですね。
2種類のモバイルSuica併用のメリット
それならもはやGoogle PayモバイルSuicaをKyashでチャージするだけでいいじゃんと思うかもしれませんが、上に書いたようにGoogle PayモバイルSuicaではオートチャージは利用できません。つまり、オリジナルモバイルSuicaのオートチャージ機能を残しつつ、なるべくKyashのチャージを使うようにすれば、高いポイント還元をしっかり受けつつ、うっかりチャージを忘れたときに、セーフティネット的にオートチャージが働いてくれるわけです。
また、オートチャージ以外にも、オリジナルモバイルSuicaにしかない機能が少しありますから、そこにも併用のメリットがあります。それについては、こちらに比較表があるので見てみて下さい。
具体的な使い方
原則、モバイルSuicaは、電車に乗るとき、QUICPayが使えないがSuicaで支払いができるお店に行ったときに使うといいと思います。
モバイルSuica払いでは1.5%のポイント還元が得られていたので、私はこれまでなるべくSuicaで支払うようにしていましたが、Kyashの登場で3%還元が当たり前になりましたので、現在モバイルSuicaは電車に乗るときにしか使っていません。Kyashリアルカードを持っていないけど、スマホだけ持っているときはモバイルSuicaを使うこともありましたが、KyashがQUICPayに対応したことから、ますますモバイルSuicaを普段の支払いに使うことはなくなりました(基本的にSuica払いができれば、QUICPay払いもできるお店が多いからです)。Suicaは事前にチャージが必要ですが、QUICPayはチャージが不要のため、楽さでQUICPayのほうが優れています。
オートチャージは保険的な要素が強いのでなくても特に困らないと思います。したがって、併用してもいいし、Google PayモバイルSuicaだけ使ってもいいと思います。そこは、みなさんの持っているクレジットカードで決めるのがよいでしょう。
まとめ
モバイルSuicaは、Kyashを通してチャージしながら利用するのがポイント還元率が高くていいと思います。ただ、1回に6,000円のチャージを行いたくないという方は、ビューカードを使って、オリジナルモバイルSuicaを利用するのがいいのではないでしょうか。