おーたむのブログ

インデックス投資でアーリーリタイアを目指します。新ブログに移行しました→https://autumnakiblog.blogspot.com/

インデックス投資とは?①

 こんばんは、おーたむです。

 

 前回の記事では、一般的な株のイメージである個別株について説明しました。

 今回はいよいよインデックス投資について書いていきます。

 

”インデックス”とは?

 テレビのニュースを見ていたりすると、よく「日経平均株価」という言葉を聞いたことはありませんか?実はこれがインデックスの1つなのです。

 この「日経平均株価」は、東京証券取引所に上場されている約2,000社から、日本経済新聞社が独自に選んだ225社の株価の平均を示したものです。この225社には、日本ハム花王武田薬品ソニー日産自動車三菱UFJ銀行JRグループヤマト運輸ソフトバンク、ヤフーなどなどの有名企業が含まれています。つまり、日本を代表する企業の株価の平均の値なわけですから、これが上がったり下がったりすれば、なんとなく景気がいいのかな、悪いのかなといったことがわかるわけです。

 さて、前回個別株の欠点に、自分の投資した企業が倒産してしまったら、持っている株の価値が最悪0円になってしまうことがあると言いました。しかし、もし、上に書いたような有名企業の株を買い集めたとして、そのすべてが倒産するということはあるでしょうか?私はそんなことはまずないと考えています。というより、そんな事態になったら日本はおしまいですね…。

 

「そんなこといっても、そんなにいろんな会社の株を買うお金がないよ」

「そんなにいろいろ買うのは手間だよ」

 

 たしかに、それぞれの会社の個別株は、証券会社によっては1株から買えますので、人気企業では万単位から必要になることもありますが、そうでなければだいたい1社あたり数千円もあれば買うことができます。ただ、1単元(100株)から買うのが一般的なため、1株ずつ買うと実は手数料で大きく損をしてしまいます。それに何より手間です。

 ここでさっきの「日経平均株価」を思い出してください。もしこの「日経平均株価」そのものを買うことができれば、1株2万円ちょっとなわけですから、2万円で日本を代表する225社の株を一気に買うことができます。実は、投資信託を利用することにより、今ではなんとたった100円でこの「日経平均株価」を買うことができるのです!

 これが”インデックス”への”投資”で、インデックス投資と呼ばれるものです。

 

いろいろなインデックス

 具体的な買い方はもう少しあとでお話しするとして、勘が鋭い人なら気づいたかもしれませんが、なにもインデックスは「日経平均株価」だけではありません。「日経平均株価」は225社の平均ですが、日本にはもっと株式を発行している会社があり、225社以外の会社の株価も含んだインデックスもあります。そして、日本に限らず、アメリカの会社に特化したインデックス、中国、インド、ヨーロッパ諸国の会社に特化したインデックスもあります。さらに、世界中のほぼすべての企業を網羅したインデックスもあり、これもなんと100円から買うことができるのです。

 

 次回は、日経平均株価以外にどんなインデックスがあるのか、もっと具体的に見ていきます。

 

※今回の記事はWikipedia日経平均株価の項を参考に作成しました。